明日は、富士山へ旅立ちます。(vol.17からの続き ※Airbnbって何?vol.1へ)
(vol.18)
今回泊まりにきている彼ら、バンクーバーの高校時代の友人同士で、今は通っている大学はバラバラだそうですが、よくよく聞いてみると実はみなカナダのネイティブではないようです。
リーダー格のJonはシンガポール、Lilly、Ning、Alanは中国、Sharoはなんとエジプト出身でした。
なぜ、いつごろカナダに来たのか?ってとこまでは(オレの英語力と会話力では)聞けなかったのは、ちょっと後悔です。
やっぱり英語はちゃんと勉強しとくべきだった!
なんて、これっぽっちも思いません。マジで。
順番が逆だと思います。たぶん、こういう経験があって、勉強をするのが、正しい順番です。
こういう経験なしに英語ができるようになるヤツってただの天才だと思う。ただの天才だから意味がないけど。
ちなみに彼らはサマーバケーションを利用して日本に来ていて、1ヶ月くらい日本に滞在するそうです。最後は沖縄に行くつもりらしいです。
なんか、わかりました。
これって、自分が大学時代もこんな感覚だったなって。
自分は、外国には行かなかったけれど、彼らのように、旅行するということそのものが興味津々で、自分の知らないとこがたくさんあるって思って。
もうそれだけで十分で、行く場所がどこか?とか、おいしいもの食べよう?とか、行って何しよう?とか究極的にはどうでもよくて、知らないとこに行ければいいやって感覚。そう、あの暇な大学生の感覚。目的なんかない。ない方がおもしろい。(俺たちは一応行く場所の理由づけに地図上の温泉マークを探していた)
彼らはたまたま日本に来ただけで、たぶん安全なとこならどこでも良かったんだと思う。
なので、大体行くとこ決めてない。富士山登るって言い出すし(梅雨の時期なのに)、北九州にも行ってみたりもするし(東京の人は北九州ってどこを指すのか知らないくらいマイナーなのに)、京都でカッパ寿司食ったりもするし(京都のAirbnbのホストに連れて行ってもらったらしい)、沖縄に行って日本の旅を締めようとする(日本人でも、そんなにあっちこっち行かない)。
でも、そういう行き当たりばったりの旅をしている時って、たまーにとてもとても親切な人に出会う。
なぜ、とてもとても親切な人に出会うのかって言うと、自分がとてもとても無責任な旅(簡単に言うとお金をいかに使わない旅)をしているから。
だから、そういう時に人に無償で親切にされると、感動する。なんでわざわざって感じで。
で、その思い出ってずーーーーと頭の中に残る。
今、自分はその逆の立場になっている。
なので、自分も今、できることを彼らにしてあげようと思います。
基本的には放ったらかしだけど。彼らは、それでいいかな。なんか楽しそう。
お昼ごろ、新宿から富士山五合目の直行バスに乗るというこで、家を出ました。ちなみにその後は、箱根にいくらしい。
Thanks to Airbnb!
お客様は、過去のオレです。
Special thanks to Jon, Liliy, Ning, Alan, Sharo!
(vol.19)へ続く
いままでのAirbnb日記シリーズ
Airbnb日記 vol.3 〜香港人が家にくるpart1〜
Airbnb日記 vol.13 〜台湾人4名女子part1〜