お盆休み中はどこへ行っても混んでますので、家で過ごす派の方も多いと思います。
そんな時、そうだ、久々に映画でも・・・、ということがよくありますが、ドタバタしているだけのハリウッド映画は食傷気味という方におすすめの、「ちょっと古いが、余計なことを考えずにかなり楽しめる」映画をご紹介します。
1.12人の怒れる男
場面が一切切り替わらず、延々と12人の殺人事件の陪審員が議論をつづける、という異色の作品なのですが、人物描写が極めてうまくぐんぐん引きこまれます。当初12人中11人が有罪だと確信していた事件が、素朴な疑問を投げかけられるうちにどんどん複雑化して・・・。
2.フォー・ルームス
4人の監督が4本の短編を作成したオムニバス映画ですが、4つの短編にはつながりがあり、全体として1本の作品になっている。極めてどうでもいい話ばかりの映画なのですが、なぜか何回も見たくなる作品。設定は大晦日なので、年末に見てもいいかも。
3.パルプ・フィクション
説明不要の名作(だと思う)作品です。ジョン・トラボルタの出世作としても有名ですが、ブルース・ウイリスやユマ・サーマンなどの大物俳優が普段と違うイメージの演技を見せてくれるので、「ダイ・ハード」と違うブルース・ウイリスを見てみたい人は必見。ただし、この映画も「見ても見なくても人生には何の影響もない」ことは保証します。
4.ナイト・オン・ザ・プラネット
この作品もオムニバス。フォールームスのようなドタバタではなく、しっとりと落ち着いて見られる作品。泣ける。笑える。くだらない。の三拍子。個人的にはウィノナ・ライダーがタバコをウマそうに吸うのをうらやましく感じた。
5.CUBE
かなりの低予算で制作されたが、大ヒットとなった映画。ゲームをやっているような感覚になる映画ですが、シナリオが練りこまれていて、独自の世界に没頭できる。ほんとうに怖い。涼しくなる。ただし、グロ注意、パート2など続編は見る価値なし。