世界中で新しい働き方が模索されている。肉体労働者の生産性については、20世紀初頭にフレデリック・テイラーが「科学的管理法」を用いて大きな改善を成し遂げたが、新しい階層、すなわち知識労働者については、まだそのような方法論が確立されておらず、「新しい働き方」の確立が望まれている。
そこで、今回は「新しい働き方」を体現している企業を特集している記事をまとめてみました。
『メールも上司もいらない!? 未来の企業のための新ルール15』
この中では、「上司がいない会社」や「週4日しか働かない会社」、「クライアントの株を買う会社」や「体験を共有する会社」、「データで良い上司を分析する会社」などが上げられ、新しい試みを見ることができます。
『(本の紹介)リカルド・セムラー「奇跡の経営」—ブラジル企業セムコ社の破格のマネジメントを知る一冊』
こちらは書評ですが、SEMCOという会社の独自のマネジメントについて、概要が述べられています。特徴は「従業員をコントロールしない」というものです。いったいコントロールをせずに、どのように会社の業績を上げているのか?ご興味のある方はぜひ本も読んでみてください。良い本です。
『(画像38枚) 海外のGoogleオフィスが日本ではあり得ないと話題に』
ご存知、Googleのオフィスです。なかなかフリーダムな感じですが・・・。食堂が無料で開放されている、というのは有名な話ですが、そういう次元ではないですね。
形から入ることは必ずしも本質ではないですが、人の気持ちは環境に左右されやすいことを考えれば、このようなわかりやすい変化も有効なのかもしれません。