Buddha最近は「草食系男子」というワードがすっかり定着した感があります。個人的には人が肉食だろうが、ベジダリアンだろうがどうでもいい話ですし、本当に草食系男子が増えているのかどうか、それすら怪しいです。

が、気になっているのは「なぜ草食系男子」は問題視されるのか、ということです。

「物を買わない」「低いレベルで満足してしまう」などの特徴が批判の的になっているようですが、

 

「なんで物を買わないのがいけないんですかね?」

「なんで低いレベルで満足してしまうのがダメなんですか?」

 

ひょっとして、「企業が困る」からですか?

それとも、「日本がイマイチな国になって、税金を払う人がいなくなるとみんなが困るから」ですか?

「その人の将来が心配?」だからですか?

 

皆さん、仏陀の言葉知ってます

「苦悩は執着から発生するんですよ!」

お金に執着するから悩む、見た目に執着するから悩む、結婚に執着するから悩む、人からの評判に執着するから悩む。

執着しない生き方、理想じゃないですか。悩まなくてすむし。

 

って、(多分)草食系男子は思っているんです。多分男子だけじゃなくて、女子も同じです。

車?お金?そんなもの、人生の本質とは何の関係もありません。仕事は?同じです。

ユニクロ着て、吉野家で牛丼食べて、ちょっと古本屋さん回って、家に帰って寝る。それで十分じゃないか。

私は、草食系男子の気持ちがよくわかります。

 

でもね、

執着しないことは大事ですが、悩まないのは問題があると思います

悩んだからこそ、普通の生活が幸福であると感じられる。

 

仏陀もさんざん悩んで悟りを開いたんです。

本当に今のままでいいのか、悩んで見ませんか?

「あれ?オレって何したいんだっけ?」みたいな感じで。

悩んで悩んで出した結論は、大抵正しいと思いますよ!