ホリエモンこと、堀江貴文氏が11月に出版する「ゼロ」という名の本の序文がネット上で紹介されていた。
語られていることが非常に良かったので、引用させていただく。
———以下引用———
僕は10代や20代の若い世代から相談を受ける機会がとてつもな
・いまこんな会社に働いているのだが、
・独立して起業したいのだが、
・こんなアイデアを持っているのだが、勝算はあると思うか、
彼らの声を聞いていて感じるのは、みんな「掛け算の答え」
でも、ここで確認しておきたいことがある。
人が新しい一歩を踏み出そうとするとき、
つまり、「掛け算の答え」を求めているあなたはいま、「ゼロ」
そしてゼロになにを掛けたところで、ゼロのままだ。
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たしかに、ビジネスの世界では「掛け算」ばかり考えている事が多い。
・大手に取り扱ってもらって、売ってもらいたい
・メディアに取り上げられて、有名になりたい
・ダイレクトメールをばらまいて、引き合いをたくさんもらいたい
・Webサービスを作って、世界中にアプローチしたい
上のような話は、要は「手っ取り早く儲ける話」であり、本当に大事なことではない。真に必要なのは、「どうやったら本当に世の中の役に立つのか」である。
もちろん、「良い物を作れば売れる」は幻想であり、売る努力は必要である。
しかし、多くの会社では「どうやって売るか」「どんなビジネスモデルとするか」「戦略は」「マーケティングは」に力点が置かれすぎており「小さい実績を積み重ねること」について割かれるリソースは僅かである。
堀江貴文氏がこのようなことを述べるとはなんとも皮肉な話だが、プレジデントのインタビューに
と辛辣に言ってるのを見ると、彼の一般的なイメージと実態は異なるのかもしれない。