アメリカのキャリアサイトが、エンジニアの平均年収を比較した情報を流している。
Juniper networks 約1500万円
Linkedin 約1300万円
Yahoo 約1300万円
Google 約1300万円
Twitter 約1200万円
Apple 約1200万円
これを見る限り、有名どころのテクノロジー企業のエンジニアは、軒並み年収1000万以上を稼げるということになる。
フジテレビや、TBSなどの局員の平均年収は1500万円弱だが、平均年齢が40代~50代ということを考えると、若い人たちの給与はそれほど良いわけではなさそうだ。
しかし、テクノロジー企業は平均年齢が低いため、実質若手にとってはテレビ局に入るよりもテクノロジー企業のエンジニアになったほうが給与が良いということかもしれない。
しかし、テクノロジー企業は「今」の給与は良いが、将来的には異なるかもしれない。
かつて、就職の花型企業は
- 建設
- 鉄鋼
- 自動車
- 電機
などの重厚長大産業であった。そして、それから10数年も経つと、
- マスメディア
- 通信
- 金融
などがランクインするようになる。
ところが、これらの企業の業績を見れば、現在は苦戦している会社が多い。
だから、「今、稼げている会社が、10年後も稼げるとは限らない」というのは、事実である。
我々の子供の世代ではどのような産業が人気となるのか、親には想像もできないに違いない。
そういう意味では、「親が入れたい会社ランキング」なんかに惑わされず、自分の子供に勝手に選んでもらったほうが良いのだろう。