プログラミングを学びたい、という人が増えている。最近では ”ビル・ゲイツ, マーク・ザッカーバーグが出演するプログラミング啓蒙映画が2週間で1200万回も見られた”という。日本でも、ドットインストールのような初心者向けのプログラミングサイトが立ち上がり、中高生、はては小学生までがプログラミングを習っている。いわゆる、「デジタルネイティブ」と言われる人々だ。
ところが、このプログラミングを毛嫌いする人も多い、「暗い」「オタクっぽい」などの昔のイメージがあるのだろうが、今はもうそんな時代ではない。誰でもプログラミングできる環境があるし、パソコンひとつですぐに始められる。
ドットインストールの主宰者である田口氏は、「プログラミングは最もお得な習い事」と言ってはばからないが、自分もそう思う。なぜなら、以前の記事にも紹介したように、今後の仕事は「コンピュータをうまく扱えること」が重要となるからだ。コンピュータの力を借りなければ、どんな仕事であれ非効率を免れない。
デジタルネイティブが社会に出てくるまでにもう10年もないかもしれない。その時、
「え、ひょっとしてプログラミングも出来ないんすか?w」
と、今の若手の社会人達が言われる日がすぐそこに迫っているのかもしれない。かつて
「メールも使えないオジサンは、もう要らないよ」
と職場で言われた人がいたように。
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